FreeBSD
【フリービーエスディー】
1993年にNate Williams氏、Rod Grimes氏、Jordan K. Hubbard氏の3人によって開発が始まった、PC/AT互換機用のUNIX互換OS。現在ではPC/AT互換機以外のプラットフォームにも移植されている。{LF}FreeBSDはフリーソフトウェアとしてソースコードと共に無償で公開されており、全世界のボランティアのプログラマの手によって開発が進められている。{LF}FreeBSDの最初のバージョンはカリフォルニア大学バークリー校(UCB)の4.3BSDから派生したNet/2というOSをベースに開発されたが、Net/2の一部にUNIX System Laboratories(USL)が著作権を持つコードが含まれていたため、4.4BSD-Liteをベースとしたものに移行した。{LF}FreeBSDは安価なPC/AT互換機上で動作し、他のUNIX互換OSと同様、優れたセキュリティや高い安定性を備えているため、インターネットサービスプロバイダや学術機関などを中心に導入が進んでいる。Linuxと並んで、インターネットサーバとして人気のあるOSである。{LF}FreeBSDはBSDライセンスというライセンス体系に基づいて公開されているため、GNUプロジェクトのGPLに基づいて公開されているLinuxなどよりも利用に関する自由度が高い。
◆関連用語
PC/AT;UNIX;OS;プラットフォーム;移植;フリーソフトウェア;ソースコード;プログラマ;バージョン;コード;4.4BSD-Lite;セキュリティ;インターネットサービスプロバイダ;Linux;BSDライセンス;ライセンス;GNU;GPL
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