Pentium
【ペンティアム】
ペンティアム
Intel社の32ビットマイクロプロセッサ(MPU)のシリーズ名。i486シリーズの後継として開発された。パソコン用のCPUとして広く普及し、現在、パソコン用ではPentiumとその後継プロセッサ、および各社の互換プロセッサが市場のほとんどを占有している。{LF}オリジナルのPentiumプロセッサは同社のx86系プロセッサファミリーの第5世代(P5コア)にあたり、8086以来の各プロセッサとの互換性を維持しつつ高速化が図られている。MMX機能を追加した製品は「MMX Pentium」と呼ばれ、旧製品はこれと区別するためにP54C、Classic Pentium、無印Pentiumなどとも呼ばれる。{LF}i486DX2に比べて約3倍にあたる310万個のトランジスタから構成される。内部処理は32ビットだが、データバス(外部とのデータ伝走路)は64ビット幅である。パイプライン方式により二つの命令を並列に処理できるようになっている。クロック周波数は60,75,90,100,120,133,150,166,200MHzのものが存在する。外部とのインターフェースはSocket5とSocket7に対応しており、MMX Pentiumなどと共通して使える。
◆関連用語
Intel;32ビットマイクロプロセッサ;MPU;i486;パソコン;CPU;x86;コア;8086;MMX;MMX Pentium;i486DX2;トランジスタ;ビット;データ;パイプライン;クロック周波数;インターフェース
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