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HVD
【エイチブイディー】


High Voltage Differential

SCSI-3で採用されているバス駆動方式で、5Vの駆動電圧を用いて 「+」と「-」の2本の信号線でデータを転送する方式。当初は単に「ディファレンシャル」と呼ばれた方式で、+信号線の電圧が-信号線の電圧より高い場合を「1」、低い場合を「0」に対応させる。その後3.3Vという低電圧で駆動する「LVD」(Low Voltage Differential)が定義されたため、HVDと呼ばれるようになった。HVDは初期SCSIから用いられてきたシングルエンド方式との互換性がなく、価格も高価だったためあまり普及していない。LVDでは負論理側の信号ピンをシングルエンディッドと共通にしたため、両方式を切り替えて使用することができる。
◆関連用語
SCSI-3;バス;データ;ディファレンシャル;LVD;SCSI;シングルエンド




インセプト
「IT用語e-Words」
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