G.shdsl
【ジーエスエイチディーエスエル】

国際電気通信連合(ITU-TS)によって「G.991.2」として標準化された、上下対称型xDSLの技術仕様。単に「SHDSL」とも呼ばれる。現在加入者回線として引き込まれている銅線を使用して、上り・下りともに最高2.3Mbpsで通信することが可能。従来のSDSLより高速化されているほか、到達可能な距離もSDSLより若干長くなっているが、速度が同等のHDSLよりは若干劣る。これは、HDSLは4線式のケーブルが必要なのに対し、G.shdslは広く普及している2線式でも使用できるにしたためである。主に企業向けのアクセス回線として、今後の普及が期待されている。
◆関連用語
国際電気通信連合;ITU-TS;xDSL;SDSL;HDSL;4線式;2線式;アクセス

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