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Mendocino
【メンドシノ】


メンドシノ

128KBの2次キャッシュを搭載し、0.25μmプロセスで製造された、Celeronプロセッサの開発コードネーム。Celeronプロセッサの2代目にあたり、動作周波数は300MHz~533MHzデスクトップパソコン向けの製品である。{LF}動作周波数300MHz以下の初代Celeron(コードネーム「Covington」)に2次キャッシュを追加しただけのもので、ベースとなっているPentium II系列のコアはCovingtonと同じ「Deschutes」コアである。{LF}2次キャッシュがなかったCovingtonが同周波数のPentium IIより極端に性能が劣っていたのに対し、Mendocinoは同周波数のPentium IIと遜色ない性能となった。{LF}300MHzCeleronCovingtonMendocinoが混在しているが、Mendocinoコアの製品は「300A MHz」という動作周波数の表記になっており、どちらの製品を使用しているか見分けられるようになっている。{LF}533MHz以上の3代目Celeronには、設計が大きく違うCoppermine-128Kコアが採用されており、アーキテクチャ上は直接の後継にはあたらない。533MHzCeleronMendocinoCoppermine-128Kが混在するが、こちらは後から設計されたCoppermine-128Kコアの製品を「533A MHz」として区別している。
◆関連用語
2次キャッシュ;プロセス;Celeron;動作周波数;デスクトップパソコン;Covington;Pentium II;コア;Deschutes;MHz;Coppermine-128K;アーキテクチャ




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