S2ML
【エスツーエムエル】

Security Services Markup Language
Netegrity社が中心となって進めていた、電子商取引のセキュリティに関するオープンな標準を作成する構想。XMLスキーマ言語やRRP(Request/Response Protocol)などを定めて、XMLを利用した安全なユーザ認証や許可の機能を実現しようとしていた。{LF}S2MLはオープンな標準として定義されたため、インフラの差による影響を受けず、SOAPやMIME、ebXMLなど様々なプロトコルに適用することが可能。また、最初に一度認証を受けておけばS2MLに準拠しているサイト間は自由に移動でき、毎回認証を行なう必要がないという「シングルサインオン」機能も持っていた。{LF}標準化を目指してW3CとOASISに提出されていたが、最終的にOASISはS2MLをベースにAuthXMLの要素も取り入れて、SAML(Security Assertion Markup Language)をXMLベースのセキュリティ標準仕様として策定に乗り出した。
◆関連用語
電子商取引;セキュリティ;XML;スキーマ言語;ユーザ;認証;インフラ;SOAP;MIME;ebXML;プロトコル;シングルサインオン;W3C;OASIS;AuthXML;SAML

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