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Thunderbird
【サンダーバード】


サンダーバード

AMD社が開発したプロセッサコアの開発コードで、「Athlonマイクロプロセッサに採用されている。AthlonK6-IIIプロセッサの後継に当たる。{LF}Thunderbirdコアは2次キャッシュをプロセッサに統合した点が最大の特徴で、これによってアクセスの高速化を達成している。また、統合によって高速化だけでなく小型化も可能になり、Thunderbird以降、小型パソコンにもAMD社製プロセッサが搭載されるようになった。{LF}製造プロセスは0.18μmで、128KBの一次キャッシュと256KBの二次キャッシュを内蔵している。FSBクロックは当初200MHzだったが、後に266MHzのものも開発された。原則としてSocketA対応で、SlotA対応のThunderbirdプロセッサは限られた量しか製造されなかった。{LF}Thunderbirdコアの後継に当たるのは「Palomino」と呼ばれるコアで、Thunderbirdコアと製造プロセスは変わらないものの機能拡張が行われている。同クロックのPentium IIIに比べて幾分高性能・低価格であるとして高い評価を得たが、同時にとてつもない熱を発することでも有名となった。{LF}なお、Thunderbird以前のプロセッサも製品としては「Athlon」と呼ばれており、区別するために以前のものを「Athlon Classic」、Thunderbirdを「Athlon Thunderbird」と呼ぶこともある。
◆関連用語
AMD;プロセッサコア;コード;Athlon;マイクロプロセッサ;K6-III;コア;2次キャッシュ;アクセス;パソコン;プロセス;キャッシュ;FSB;Palomino;Pentium III;Classic




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