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リピータハブ
【リピータハブ】


repeater hub/シェアードハブ;shared hub/リピータ・ハブ;リピーターハブ;リピーター・ハブ;シェアード・ハブ

1つのホストから受信したデータをそのまま他の端末すべてに送信するハブ。最も原始的なハブの形態で、ハブで行う処理はせいぜい波形の調整程度という、きわめてシンプルなハブである。{LF}リピータハブデータの送り先を限定しないため、送信先以外のホストはまったく関係ないデータをいったん受け取ることになる。関係ないデータを受け取ったホストはそのデータを傍受することも可能なため、リピータハブは機密性の高いデータを送受信する用途には利用できない。{LF}また、リピータハブの「送信先を限定しない」という特徴は、ネットワーク上を流れるパケットを増やす原因となる。意味のないパケットが増加するとネットワークの利用効率が低下するため、リピータハブは大量のデータが行き交う環境にも適さない。{LF}したがって、リピータハブは基本的に商用サービスに使われるネットワークには不向きで、もっぱら一般家庭での利用に特化した製品であるといえる。ちなみに、最近はデータの宛先を管理できるスイッチングハブが手頃な価格で入手できるようになったため、リピータハブは既に店頭から姿を消している。
◆関連用語
ホスト;データ;端末;ハブ;ネットワーク;パケット;環境;サービス;スイッチングハブ




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