CRTプロジェクタ
【シーアールティープロジェクタ】

CRT projector

CRT(ブラウン管)を利用してスクリーンに画像を投影して表示するタイプのプロジェクタ。内部に赤・緑・青(RGB)のCRTを有し、スクリーン上で3色の映像がちょうど重なり合うように調整される。{LF}液晶プロジェクタやDLP方式のプロジェクタに比べてコントラスト比に優れ、また低解像度から高解像度まで様々な解像度の動画像の投影を1台のプロジェクタで行えるといった長所がある。{LF}ただし、静止画を長時間投影するとスクリーンへの焼付けが発生しやすい。{LF}また、CRTを使うことから装置が大型で、投射した3色の映像をスクリーン面で合成するため設置に際しては微調整が必要である。このため、現在ではCRTプロジェクタは据付型のプロジェクタとして用いられることが多く、可搬用途としては液晶プロジェクタやDLPプロジェクタが主流である。
◆関連用語
CRT;ブラウン管;RGB;液晶プロジェクタ;DLP;コントラスト;解像度

インセプト 「IT用語e-Words」 JLogosID : 7794009