AutoMDI/MDI-X
【オートエムディーアイエムディーアイエックス】
AutoMDI-X/AutoMDI/MDIX
ハブやスイッチが備える機能の一つで、通信相手のポートがMDIかMDI-Xかを自動判別して、適切な方法で接続する機能。AutoMDI-Xとも言う。{LF}ネットワークカードやハブなどのEthernet機器のポート(コネクタの差込口)には、端子の送受信の割り当ての違いからMDIとMDI-Xの2種類がある。両者はちょうど送受信が逆に配置されており、前者はネットワークカードなどに、後者はハブなどに使われている。{LF}MDIとMDI-Xの接続にはストレートケーブルを使い、MDI同士やMDI-X同士の接続にはクロスケーブルを使う必要があるが、こうした使い分けは面倒なため、ハブがこの違いを自動認識して吸収する仕組みが考案された。これがAutoMDI/MDI-Xである。AutoMDI/MDI-X対応のハブなどを使えば、コンピュータをつなぐときもハブ同士でカスケード接続を行なうときも、ケーブルの違いなどを考慮しなくて済む。
◆関連用語
ハブ;スイッチ;ポート;MDI;MDI-X;ネットワークカード;Ethernet;コネクタ;ストレートケーブル;クロスケーブル;コンピュータ;カスケード接続
| インセプト 「IT用語e-Words」 JLogosID : 7794164 |