IT用語e-Words マルチメディア 家庭用ゲーム機 28 Xbox 360【エックスボックスさんろくまる】 Microsoft社の家庭用ゲーム機。北米では2005年11月、欧州と日本では2005年12月発売。2001年(日本では2002年)に発売された「Xbox」の後継機。{LF}Xboxより若干小型の筐体はゲーム機の枠を越えて家庭におけるデジタルエンターテインメントの中核を担う端末として設計されている。DVDやCDを再生する機能が標準で提供されるほか、USB端子でデジタルカメラやiPodなどの携帯音楽プレーヤーを接続することができる。ネットワーク接続機能を使って同社のWindows XP Media Center Editionを搭載したパソコンと連携することができ、テレビ番組の録画再生やインターネットで流通するコンテンツを楽しんだりすることもできる。ネットを使ってオンラインゲームをしたり他のゲーマーと交流することができるXbox LiveはXboxに引き続いて提供される。ユニークな点としてはコントローラーがワイヤレスになっており、4台まで対応することができる(本体に同梱されるのは1台)。{LF}XboxではCPUにIntel社のPentium IIIが使われていたが、Xbox 360ではIBM社のPowerPCプロセッサのカスタムバージョンが採用された。これは、3.2GHz駆動で2スレッド同時実行可能なコアを3基内蔵しており、6スレッドを同時実行できる。グラフィックプロセッサ(GPU)にはXboxで使われていたNVIDIA社製チップに代わり、ライバルATI社のカスタムプロセッサが使われている。これは10MBのメモリを内蔵した500MHz駆動のチップで、48基の浮動小数点演算器を内蔵する。これらの高性能チップにより、システム全体のピーク演算性能は1TFLOPSに達し、毎秒5億トライアングルのポリゴンを描画できる。{LF}他の主な本体仕様としては、512MBのメインメモリ(700MHz DDR駆動)、外付け20GBハードディスク、12倍速DVD-ROMドライブ(2層ディスク対応)、64MBのメモリユニット、USB 2.0端子×2、メモリスロット×2など。ネットワークインターフェースとしてはEthernet(100BASE-TX)端子を標準で備えるほか、オプションで無線LANアダプタ(IEEE 802.11a/b/g)に対応。映像出力はすべてのゲームでワイド画面(縦横比16:9)とハイビジョン(HDTV)出力に対応している。◆関連用語Microsoft;家庭用ゲーム機;Xbox;端末;DVD;CD;USB;デジタルカメラ;iPod;携帯音楽プレーヤー;ネットワーク;Windows XP Media Center Edition;パソコン;インターネット;コンテンツ;オンラインゲーム;ユニーク;CPU;Intel;Pentium III;IBM;PowerPC;スレッド;コア;GPU;NVIDIA;チップ;メモリ;システム;ポリゴン;メインメモリ;DDR;ハードディスク;DVD-ROM;ドライブ;ディスク;USB 2.0;メモリスロット;Ethernet;100BASE-TX;無線LANアダプタ;IEEE 802.11a;ハイビジョン;HDTV インセプト「IT用語e-Words」JLogosID : 7794688