ASV液晶
【エーエスブイえきしょう】

Advanced Super View LCD
2000年にシャープが開発したTFT液晶ディスプレイの方式の一つで、液晶分子の配向を工夫し駆動信号を改良することで、より広い視野角と優れた応答性を実現した方式。同社の「AQUOS」シリーズの液晶テレビに採用されている。また、派生技術である「モバイルASV液晶」が同社製の携帯電話に採用されている。{LF}液晶分子をパネル面と垂直に並べ、スイッチを入れたときに花火のように全方位に傾斜させることで、どの方向から見ても同じように見えるようになっている。従来の液晶パネルはすべての液晶分子が同じ方向を向くため、見る角度によって見え方が変わり、せいぜい上下40度、左右90度程度の範囲でしか見ることができなかったが、ASV液晶パネルは上下左右ともに170度と、ほとんどどのような角度から覗き込んでも見ることができ、角度による階調の反転や色の変化もほとんど起こらない。{LF}また、液晶のオンとオフを制御する駆動信号を改良することで従来の2倍近い25ミリ秒の高速応答を実現し、動きの激しい動画を再生しても残像などが残らないようになった。スイッチがオフの時に光が透過しない(画面が黒い)状態となる「ノーマリーブラック」型のパネルになっており、コントラスト比350:1という鮮明な表示が可能。
◆関連用語
TFT液晶;ディスプレイ;視野角;液晶テレビ;モバイルASV液晶;携帯電話;スイッチ;液晶;ノーマリーブラック;コントラスト

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