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Wii
【ウィー】


任天堂の家庭用ゲーム機。北米では2006年11月に、日本とヨーロッパでは2006年12月に発売された。「Wii」という名称は英語の「we」をイメージし、「家族の誰もが楽しめる」というコンセプトを表し、「ii」は独自の形状コントローラと人々が集まる様を表現しているという。日本での定価は25,000円と、他社の同世代のゲーム機よりも割安になっている。{LF}Wii本体は任天堂のこれまでの据え置き型ハードのなかでは最も小さく、DVDトータルケースを三つ重ねた程度の大きさとなる。データ保存領域として、512MBのフラッシュメモリが内蔵されており、容量はSDメモリーカードで拡張できる。{LF}Wiiでは、過去に発売された自社のゲーム機や、メガドライブPCエンジンといった他社のゲーム機器などのソフトをインターネット経由でダウンロードし、プレイすることができる。また、ニンテンドーゲームキューブの周辺機器との互換性をもち、そのまま接続して遊ぶことができる(ゲームボーイプレーヤーは利用できない)。{LF}使用していないときは豆電球1個程度の電力しか使わない低電力スタンバイモードにより、インターネットに常時接続しておくことができる。{LF}コントローラーの「Wiiリモコン」はテレビのリモコンのような形状で、Wii本体とは無線で接続される。光学式センサーや角速度センサーを内蔵し、傾きや動きの変化、画面上のどこを指し示しているかを検出することができるため、ゲームの種類にあわせてテニスのラケットや指揮棒、自動車のハンドル、拳銃などに見立てて振ったり傾けたりして操作する。これまでのゲーム機のような複雑なボタン操作が必要無く、普段ゲームに慣れ親しんでいない人でも手軽に楽しむことができる。また、振動機能やスピーカーも内蔵されているので、臨場感のあるプレイが楽しめる。{LF}そのほか、「ヌンチャク」とよばれる、拡張コントローラーが同梱される。これにはコントロールスティックと加速度センサーが内蔵され、シューティングゲームなどの複雑なゲームプレイにも対応できる。別売でスーパーファミコンのコントローラに似たクラシックコントローラも発売され、主に過去のゲーム機のソフトをプレイするときなどに用いられる。
◆関連用語
家庭用ゲーム機;DVD;データ;フラッシュメモリ;SDメモリーカード;PCエンジン;インターネット;ダウンロード;ハンドル;スピーカー;加速度センサー;シューティングゲーム;スーパーファミコン




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