FOMAユビキタスモジュール
【フォーマユビキタスモジュール】
FOMA ubiquitous module
NTTドコモが法人向けに提供している、FOMA携帯電話網を利用して無線データ通信を行うための組み込み可能な部品。同社の提供する携帯電話端末に搭載されている無線通信部およびデータ通信アダプタ機能を独立させて部品化し、他の機器や設備に組み込み可能にしたものである。{LF}FOMAユビキタスモジュールは、通信方式としてNTTドコモの携帯電話で用いられているFOMAを使用しており、同社のFOMA携帯電話と同様のパケット通信が可能である。ただし音声通話やテレビ電話、iモードなどは利用できない。{LF}FOMAユビキタスモジュールは、様々な機器や設備に組み込むことでそれらに無線通信機能を持たせることを目的としている。商品運搬や宅配便などのトラックに組み込むことで商品の配送管理を行ったり、自動販売機などに組み込むことで在庫管理を行ったりといった使い方が想定されている。タクシーなどの車両に組み込めば車両の運行管理にも利用することができる。{LF}他にも家庭の電力メータやガスメータ、水道メータなどに組み込むことで遠隔地の検針を自動的に行ったり、ガス漏れや漏電を自動検知し通報することなどもできる。さらにGPSモジュールと組み合わせることで、位置情報を利用したサービスが構築可能となる。
◆関連用語
NTTドコモ;FOMA;データ;アダプタ;携帯電話;パケット通信;iモード;トラック;GPS;モジュール;サービス
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