SSE2
【エスエスイーツー】
Streaming SIMD Extensions 2
Intel社のマイクロプロセッサに内蔵されている、マルチメディア関連の拡張命令セット。SSEを拡張したもので、2000年11月に登場したPentium 4プロセッサに初めて搭載された。他社の互換プロセッサなどにも採用されている。{LF}SSEは主に、一つの命令で複数のデータを一気に処理できる「SIMD」という処理方式を実装したもので、特に音声や動画に関連する処理の高速化に力を発揮する。SSE2ではSSEの命令に加えて新たに144個の新しい命令を利用できるようになり、最大で128ビットまでのデータを同時に処理できるようになった。64ビット長の倍精度浮動小数点数や整数も扱えるようになり、キャッシュやメモリアクセスの制御が強化された。
◆関連用語
Intel;マイクロプロセッサ;マルチメディア;SSE;Pentium 4;データ;SIMD;実装;ビット;倍精度浮動小数点数;キャッシュ
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