CAD利用技術者試験
【キャドりようぎじゅつしゃしけん】
CADインストラクター認定試験
社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)が行なっている、CADの利用技術を認定する資格試験。CADを利用するための知識・スキルを明確化し、一定水準に達している受験者に対して評価・認定を行う。{LF}平成2年10月に「CADインストラクター認定試験」として創設され、平成6年6月に「CAD利用技術者試験」と名称が変更された。基礎試験、2級試験、1級試験、3次元試験で構成される。{LF}基礎試験はこれからCADを本格的に学ぶにあたり最低限必要な知識について問うもので、多肢選択方式、正誤方式の試験(50分)がインターネット上で随時行われる。2級試験は2次元系のCADシステムを利用する上での知識を問うもので、多肢選択方式の筆記試験(60分)で実施される。{LF}1級試験は2次元系のCADシステムの利用技術と知識を問うもので筆記試験+実技試験(両方で80分)で実施される。1級試験はCADの用途によって建築、機械、トレースの3種類に分類される。3次元試験は機械系・製造系の3次元CADの知識と技能を問うもので筆記試験(90分)+実技試験(120分)で実施される。{LF}同協会では、CAD利用技術者試験の実施により専門的なCAD利用技術者の育成と社会的・経済的地位の向上を図り、ひいては日本における「ものづくり」の更なる発展に寄与することを目的としている。
◆関連用語
CAD;インターネット;システム;トレース
| インセプト 「IT用語e-Words」 JLogosID : 7795941 |