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ダビング10
【だびんぐてん】


Dubbing 10

デジタル放送波と共にコピー回数制限に関する制御信号を付加することによって、放送された番組の複製回数を10回に限定する仕組みのことをいう。当該制御信号をデジタル放送波と共に受信した受信機器においては、放送番組をハードディスクレコーダに録画(1回目の複製)した場合、当該録画された番組をDVD等の媒体に残り9回ダビングすることが可能となる。さらに「ムーブ」機能のある機種においては10回目のダビングが可能であるが、10回目のダビングの際にハードディスク上のデータが消去される(この際に映像が移動したように見える現象は「ムーブ」と呼ばれる)従来は、複製回数を1回に限定するコピー・ワンスという仕組みが適用されていたが、複製の失敗時に再度複製ができなくなる等、使い勝手が悪いとしてユーザーからの批判が大きく、平成20年7月4日よりダビング10の適用が開始された。




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日経BP社
「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
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