フルペイアウト
【ふるぺいあうと】

full pay out
リース取引における借手が、リース契約に基づき使用する物件(リース物件)から得られる経済的利益を実質的に享受することができ、かつ、当該リース物件の使用に伴って生じるコストを実質的に負担することである。
リース物件を自己所有すれば得られると期待されるほとんどすべての経済的利益を享受することができ、かつ、リース物件の取得価額相当額、維持管理等の費用、陳腐化によるリスク等のほとんどすべてのコストを負担することである。つまり、借手が実質的に固定資産等を購入した場合と同様の効果が得られることである。
フルペイアウトという概念は、リース取引を、ファイナンス・リース取引とオペレーティング・リース取引に分類する際に、その判定基準として用いられる。
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![]() | 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 会計・監査」 JLogosID : 8521826 |