パソコン用語辞典 基本用語 62 Mac OS X【マックオーエステン】 米アップルのMac OSで、2001年3月以降のバージョン。内部構造を一新し、マルチタスクやメモリー保護などの機能を備えた。 半透明ウインドウや滑らかなアニメーションなどが特徴のユーザーインタフェースAqua、2次元グラフィックス描画システムQuartz、業界標準の3次元画像の描画システムOpenGLを採用。印刷機構やネットワーク回りの技術も新しくなった。 2001年5月からこのOSをインストールしたMacの出荷が始まった。ただし、互換性の問題に配慮して、標準では前バージョンのMac OS 9が起動した。2002年1月以降の出荷分からは標準でMac OS Xが起動するようになった。 開発コード名に猫科の動物名を付けるのが慣例になっており、そのまま通称としても用いる。v10.0がCheetah(チーター)、v10.1がPuma(ピューマ)、v10.2がJaguar(ジャガー)、v10.3がPanther(パンサー)、v10.4がTiger(タイガー)、v10.5がLeopard(レパード)、v10.6がSnow Leopard(スノーレパード)、v10.7がLion(ライオン)。【図版の説明】【Mac OS X】v10.7(Lion)の画面例【参照語】Mac OSMac OS X ServerMach 日経BP社「パソコン用語辞典」JLogosID : 8528393