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AACS
【エーエーシーエス】


advanced access content system

 ブルーレイディスクが備える著作権保護技術。映像データを鍵長128ビットAES暗号化し、プレーヤー側で復号する。復号鍵のデータは機器ごとに異なっており、仮に著作権保護の仕組みに従わない再生機器などが開発された場合、その機器に埋め込まれた復号鍵をブラックリストとして登録し、その後に発売される映像ソフトなどを当該機器で再生できないよう制御できる。
 機器メーカーに対する暗号化技術のライセンス供与や鍵の管理は、AV機器メーカーとコンピューターメーカー、コンテンツ事業者の計8社が共同出資で設立した米AACS LAが一元的に担う。
 2006年2月にAACSの規格策定作業が完了し、鍵データライセンス供給が始まった。それによって、AACSに対応した製品の量産を始められる態勢が整い、2006年春にはプレーヤーやレコーダー、映像ソフトなどの関連製品が出そろった。

【参照語】
CSS#2
ブルーレイディスク
HD DVD




日経BP社
「パソコン用語辞典」
JLogosID : 8531296