DVD-Audio
【ディーブイディーオーディオ】
DVDのメディアに音楽を記録するための規格、またはこの規格に従って作成された音楽DVD。
録音方式はCDと同じ原理のリニアPCM方式で、音質は6種類が規定された。音の信号をデジタル化する際のサンプリング周波数は、最大192kHzで音楽CDの約4倍。また、サンプリングで切り出した音を2進数に変換するときの桁数(量子化数)も最大24ビットで、音楽CDの16ビットより大きい。このため、音楽CDよりも音質が良く、より原音に忠実なデジタル録音が可能となる。また、2chだけでなく6chのマルチチャンネルに対応する。再生するときは、DVD-Audioに対応したDVDプレーヤーを利用する。演奏画像などを同時に収録できる。
高音質の光ディスク規格としては、ソニーなどが開発したスーパーオーディオCDもある。DVD-Audioと音質は同程度とされる。
【参照語】
スーパーオーディオCD
DVD
サンプリング
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8531787 |