Intel 815シリーズ
【インテルはちいちごシリーズ】
Intel 815 series
米インテルのPentium III/Celeron用チップセット。低価格機から中級機まで幅広くカバーした。フロントサイドバス(FSB)は最高133MHz、対応メモリーはPC133 SDRAM。
初代のIntel 815は、ノースブリッジの機能で内蔵グラフィックスと外部AGPの両方に対応した。サウスブリッジはICHで、Ultra ATA/66、2つのUSB 1.1端子をサポートする。上位版のIntel 815EはサウスブリッジをICH2に変えたバージョンで、Ultra ATA/100に対応するほか、4つのUSB 1.1端子をサポート、LAN機能も内蔵した。Intel 815Pは内蔵グラフィックス機能を取り除き、外部AGPのみにしたタイプ。Intel 815EPはIntel 815PのICH2バージョン。Intel 815Gは内蔵グラフィックス機能のみで外部AGPには対応しない。ICH2を使ったIntel 815EGもあった。
ノートパソコン向けにはIntel 815EMがある。デスクトップパソコン向けとは異なり、初期版のFSBは最高100MHz、メモリーもPC100 SDRAMにしか対応しない。サウスブリッジはノートパソコン専用のICH2-Mで、各種の省電力機能を備える。
【参照語】
チップセット
MCH
ICH
ノースブリッジ
サウスブリッジ
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8532162 |