Intel 850シリーズ
【インテルはちごまるシリーズ】
Intel 850 series
米インテルのデスクトップ向けPentium 4用チップセット。ダイレクトRDRAMを2チャンネル束ねて使うことが最大の特徴。初期のPentium 4のフロントサイドバス(FSB)は64ビット幅、400MHz相当(100MHzの4倍転送)で動作するため、最大データ転送速度は約3.2GB/秒になる。一方、PC800ダイレクトRDRAMの最大データ転送速度は1チャンネル当たり約1.6GB/秒なので、デュアルチャンネルで使えば3.2GB/秒となり、メモリーとFSBの速度が釣り合った。
FSBが400MHzまでのIntel 850と、533MHzにも対応するIntel 850Eがある。いずれもグラフィックス機能は内蔵しない。サウスブリッジはICH2。Pentium 4用チップセットとしては高性能だったが、あまり普及しなかった。
【参照語】
チップセット
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8532166 |