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Java
【ジャバ】


 米サン・マイクロシステムズ(2010年、米オラクルが買収)が1995年5月に発表したオブジェクト指向プログラミング言語C++が基になった。動的に確保したメモリーが参照されなくなると自動的に解放されるガーベジコレクション機能を備え、ポインターの概念がないという特徴がある。
 ネットワーク上にあるプログラムダウンロードしてWebブラウザー上で動かせるのも特徴の一つ。このプログラムJavaアプレットという。これに対し、Webブラウザーなしに単体で動作するものをJavaアプリケーションと呼ぶ。
 Javaで作ったプログラムを実行するにはJava VMJava仮想マシン)というソフトが必要になる。Javaで記述したプログラムコンパイルすると、Java VM用のバイトコードが生成される。そのため、Java VMを搭載していれば、どのプラットフォームでも同一のプログラムを実行できる。
 OSや機種ごとのプラットフォームに依存しない半面、実行速度はそのプラットフォーム最適化されたソフトに比べて遅くなる。そのためJavaバイトコードを実行するときに、プラットフォーム依存のコードに変換して実行速度を高めるJIT(just in time)コンパイラーという技術が使われる。

【参照語】
Javaアプレット
バイトコード
JITコンパイラー
Java VM




日経BP社
「パソコン用語辞典」
JLogosID : 8532277