SpeedStep
【スピードステップ】
主にノートパソコン用CPUで省電力を実現するために、米インテルが開発した技術。2000年1月に発表したノートパソコン用Pentium IIIから搭載された。
CPUの消費電力は動作電圧の2乗に比例する。このため、SpeedStep搭載CPUでは、バッテリー駆動時に動作周波数と動作電圧を自動的に低下させる。AC電源駆動に切り替わった場合には逆の動作を行う。
Pentium MやCore 2 Duoなどは、機能を強化した拡張版SpeedStep(EIST)を搭載した。拡張版SpeedStepでは、CPUの負荷に応じて自動的に動作周波数と電圧が切り替わる。これによって、バッテリー駆動時でもCPUの負荷が大きいときは、高速な動作ができるようになる。
【参照語】
Deeper Sleepモード
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8533110 |