WEP
【ウェップ】
wired equivalent privacy
無線LANで通信を暗号化するための機能。IEEE 802.11規格で標準化され、多くの無線LAN機器が搭載する。
米RSAセキュリティが開発した共通鍵(秘密鍵)暗号方式の暗号化アルゴリズムであるRC4に基づく。暗号化に使う鍵の長さは、64ビット、128ビット、152ビットがある。それぞれのビット長で24ビット分は鍵として使われないため、製品のカタログなどでは、40ビットもしくは64(40)ビットなどと表記されることが多い。
WEPは、暗号化したデータを盗聴して復号する攻撃方法が発見された。このため、WEPの脆弱性を補うTKIPが策定された。
【参照語】
暗号化
共通鍵暗号方式
IEEE 802.11
TKIP
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8533361 |