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Windows 3.1
【ウィンドウズさんてんいち】


Windows 3.1

 米マイクロソフトのパソコン用OS。英語版は1992年4月、日本語版は1993年5月に発売された。MS-DOS上で動作する。世界中で爆発的に普及し、パソコンOS市場でのWindowsの地位を不動のものにした。
 前バージョンWindows 3.0で不満の声が多かったプログラムマネージャファイルマネージャの使い勝手を向上させたほか、TrueTypeフォント日本語入力ソフトMS-IMEを備えるようになった。さらにアプリケーションソフトの間でデータを連携して処理するOLEや、音声や動画再生などの機能も備えた。
 しかし16ビットCPUを前提にした設計のため、メモリーを十分に搭載したパソコンでもメモリー不足エラーが出ることがあった。MS-DOSと同じく半角で8文字と拡張子3文字という短いファイル名しか使えないことや、疑似マルチタスクOSであるなどの制約も多かった。

【図版の説明】
Windows 3.1プログラムの起動とファイル管理が別の機能として用意された

【参照語】
MS-DOS
Windows 95




日経BP社
「パソコン用語辞典」
JLogosID : 8533381