アーメン
【あーめん】

amen/^{a}men
【近代】アメンとも。キリスト教徒が祈りなどの終りに唱えることば。英語ではエイメンとも発音。[中国語]亜(阿)門。
【語源解説】
ヘブライ語={a}men=確信、真理からギリシャ語、ラテン語をへて、ポルトガル語や英語に組み入れられる。祈りでは〈カクアレカシ(So be it!)〉の意。日本には約400年前、16世紀には、キリシタンにより紹介された。
【用例文】
○XOCVGONO OROTIO……varera cv{o}muri tatematc{c}uritaru yorozzuno govonxv{o}no von rei uo naxi tatematc{c}uru. Amen=食(しょく)後(ご)ノオラショ〔祈祷〕……我ラ蒙(カウム)リ奉(タテマツ)リタル万(ヨロヅ)ノ御(ゴ)恩(ヲン)賞(シャウ)ノ御(ヲン)礼(レイ)ヲナシ奉ル/アメン(ドチリナキリシタン)○あべまりやの事……D〔デウス{デウス}〕の御はゝ〔はわであろう〕さんたまりやいまもわれらがさいごにも、われらあくにんのためにたのみたまへ。あめん/わがためにわれらが御あるじDを。たのみたまへ、あめん(どちりなきりしたん)○Amen. Dictio hebraea. Ver`{e} ant veritas, vel fiat, vel fideliter. Macotoni, xingitc{c}u cara=ヘブライ語。マコトニ、シンジツカラ(拉日辞典)○Amen. hebreuusch. 如件〔カクノ如シの意〕(ドゥーフ・ハルマ)○Amen.mini{〈間投詞〉}ドウゾ、mini{是レ願フ所ナリ}(英和袖珍)○南無(アーメン)(坪内逍遥)○Amen. 真(シン)ニ、所希(ドウゾ)、〔宗〕アーメン 心願如是mini{〈祈祷ノ終ノ唱辞〉}(和訳字彙)○僕はこう見へても同志社の旧い卆業生なんで……熱心なアーメン仲間で(国木田独歩)
【補説】
なお、英語のグドバイ{グドバイ}goodby(e)(さよなら)は、God be with ye〔youの古形。神、汝トトモニアリ〕がGodbwye〔16世紀の語形〕と短縮、さらに、good night〔オヤスミ!〕などから類推して、goodbyeとなった。さしあたり日本では〈南無八幡大菩薩〉などと唱えたのにかよう。

![]() | 東京書籍 「語源海」 JLogosID : 8537078 |