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![]() | 斎宮[近畿地方] |
祓(はらい)川上流域右岸,笹笛川の最上流部に位置する。地内に花菖蒲原生種群落がある。古代には豪族竹連吉比古の住居があり,当地を竹の都と称していたという。その後,7世紀に伊勢神宮の斎宮寮が設けられて,地名の由来となった。丘陵や谷間に上村池・真峰池・斎宮池・惣田池がある。斎宮(いつきのみや)跡は近鉄斎宮駅の北300mにある「斎王(さいおう)の森」を中心として東西約2km・南北約700mの範囲が国史跡となっている。斎王宮跡ともいう。御杖代(みつえしろ)としての未婚の皇女(斎王)が鎌倉中期まで仕えた宮で,華やかな都の文化がもたらされ,歌合なども催されている。「万葉集」に大来皇女(伊勢にかかわる斎王としての初代か)の詠(163)があり,「伊勢物語」に斎宮章段と呼ばれる一連(69〜75段)があって,「伊勢物語」の書名もこれに由来する。斎宮は「いつきのみや」とも読むが,「伊勢のさい宮」(兼盛集)とあるように音読してサイクウともいう。「思ひやるいつきの宮は後ふりて花咲き残るかきつはたかな」(夫木集)。斎宮のみでなく竹の都も歌枕となり,「思へただ竹の都は霞つつ注連の内なる御代のけしきを」(歌枕名寄)などがある。なお,「いつきのみや」とあっても賀茂斎院(京都市)を指す場合がある。
【斎宮(中世)】 戦国期に見える地名。
【斎宮村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【斎宮村(近代)】 明治22年〜昭和30年の多気郡の自治体名。
【斎宮(近代)】 明治22年〜現在の大字名。
