辞書一覧

  • 法律用語辞典
  • アドバンスト フェイバリット 英和辞典
  • 最新 全訳古語辞典
  • 法律用語辞典
  • アドバンスト フェイバリット 英和辞典

検索結果一覧

43件Hitしました

21から10件/43件中

十市[四国地方]
角川日本地名大辞典

浦戸湾の東,太平洋に臨む砂丘に位置する。北は白亜紀葉山層に属する丘陵性山地が東西に走る。西端に残る石土池は,砂丘によって海水がせき止められ,潟湖から淡水池となったもの。地名は鳥狩りの意という。これは池沼が多く,魚類が豊かで雁鴨類も繁殖して,狩りの好適地であったためと説かれる。栗山峰から縄文時代の磨製石斧が出土,字遅倉には弥生中期の銅矛を納めた土壙が発見されている。「十市村古事考」によれば,「土佐国風土記」逸文に「郡家商牧中有三池一名十市云々」とあるといい,「延喜式」の「土佐国沼山村ノ馬牧」に該当し,国司の管轄下にあったものと考えられるという。当地は,近隣に多い荘園・名主制の痕跡は見えず,条里制が実施されたことを示す一の坪・中の坪などの小字名が現在残る。「土佐日記」に見える承平4年12月海路京都に帰る土佐守紀貫之が途中10日間停泊した「おほみなと(大湊)」の所在地について,江戸期以来前浜村か十市郷かという論議が重ねられており,当地説を主張する者は現在の石土池に比定する。この石土池に臨んで鎮座する石土(いわつち)神社は「延喜式」神名帳に記載される小社で,「続日本後紀」承和8年8月辛丑条に見える「以土左国石土神,預官社」に該当するものと考えられ,祭神の磐土神は海運守護の神として名高い。
十市郷(中世)】 鎌倉期〜織豊期に見える郷名。
十市村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
十市村(近代)】 明治22年〜昭和31年の長岡郡の自治体名。
十市(近代)】 昭和31年〜現在の大字名。