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五日市街道の両側・善福寺川と神田上水の間の地。はじめ大宮前新田と呼ばれ,豊島郡関村(練馬区)の井口八郎右衛門が万治〜寛文年間に開発。そのため正保改定図には見えず,元禄改定図より大宮前新田として見える。鎮守は春日社。日蓮宗の井口山慈宏寺の開山の慈宏日賢は,寛文13年4月23日没。地名は大宮八幡社に由来する。【大宮前新田(近世)】 江戸期〜明治22年の新田村名。【大宮前新田(近代)】 明治22年〜大正15年の高井戸村の大字名。【大宮前(近代)】 大正15年〜昭和7年の豊多摩郡高井戸町の大字名。【大宮前(近代)】 昭和7〜44年の杉並区の町名。