5％ルール
【ごぱーせんとるーる】

5 Percent Rule

5％ルールとは、株券等の大量保有の状況に関する開示制度をいう。本制度は、会社の経営に対して影響を与える、株券等の大量の取得・保有・放出に関する情報を迅速に開示することにより、市場の公正性、透明性を確保して投資者を保護することを目的としたものである。平成2年の証券取引法改正の際、市場の透明性を高め、投資家の保護を高めるために導入された。この制度によると、上場会社および店頭登録銘柄にかかる株券等の保有割合が5％を超える大量保有者は、大量保有者となった日から5営業日以内に、内閣総理大臣に「大量保有報告書」を提出しなければならないとされている。

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日経BP社 「日経ビジネス　経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8518370