グリーンメイラー
【ぐりーんめいらー】
Green Mailer
真に会社経営に参加する意思がないにもかかわらず,ただ株価をつり上げて高値で株式を会社関係者に引き取らせる目的で株式の買収を行う者のことをいう。株式を買い集め、株価をつり上げた後に、会社に対して無理な提案を提示したり、競業他社に株式を売却すると告げるなどして、会社関係者に対して株式の買い取りを要求する。買収者がグリーンメイラーに該当すると判断された場合には、「会社を食い物にしようとしている」(東京高決平成17年3月23日、ニッポン放送事件)買収類型として、買収防衛策としての新株予約権の発行等の適法性が認められやすくなるといえる。
【参照キーワード】
→敵対的買収
→買収防衛策
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8518153 |