新株予約権
【しんかぶよやくけん】
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株式会社に対して行使することにより当該株式会社の株式の交付を受けることができる権利のことをいう。新株予約権行使の際に払い込む価額は、その発行時に定められた一定の金額であることから、新株予約権の行使により交付を受ける株式の株価が上昇すればするほど、新株予約権者は利益を受けることになる。新株予約権のこのような性質から、会社の役員や従業員に対する報酬として交付されることがある(ストックオプション)。また、新株予約権を行使した場合、発行済株式総数が増加することおよび当該新株予約権者以外の株主の持分割合が低下することから、「ポイズンピル」や「ライツプラン」と呼ばれる買収防衛策としても新株予約権は利用されている。
【参照キーワード】
→ストックオプション
→買収防衛策
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8518239 |