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片羽町
【かたばまち】


旧国名:甲斐

(近世)江戸期~明治9年の町名。江戸期は甲府城下下府中(新府中)23町の1町。元禄年間までの文書には多く片場町と見える。甲府築城にともなう新城下町造営により成立。町人地。甲府城二ノ濠の南に並行し,甲州街道沿いに東西に広がる。南側168間のみの片側町並みで,1~2丁目からなる。町名の由来は片側のみの町であったことによる(国志)。町人足役を勤める大助32町の1町で,年間の人足出役基準は23人。戸口は,寛文10年265人(甲府御用留/甲府略志),貞享4年41戸(上下府中間別/同前),享保5年294人(上下町中人数改帳/甲州文庫史料2),宝暦12年269人(甲府町中人別改帳/同前),文化初年32戸・220人,うち男116・女104(国志),天保7年32戸・224人(甲府上下町屋敷数人別改覚/甲州文庫史料2)。江戸後期に下府中に設けられた火の見5か所の1つが町内にあった。江戸後期の商人として造酒屋・質屋・油屋・穀仲買・煙草仲買・糀屋・材木屋・白土屋・古着屋などがみえる。明治3年の戸数61,うち家持30・借家31(甲府町方家数人数取調書)。明治9年街路を改めて相生町と改称。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7096463