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薦生
【こもお】


旧国名:伊賀

名張川と支流小波田(おばた)川が合流する蛇行帯の流域に位置する。地名は薦の材料となるマコモ・アシなどの水草が茂っていたことから起こったという説がある(黒田庄誌)。河岸段丘上の耕地から縄文時代~弥生時代の土器片多数が出土。峰山には中世城館跡が残る。名張川の堤は古くから桜の名所で,康保3年4月2日の伊賀国夏見郷刀禰等解案(東大寺文書/平遺289)に「桜瀬」として記述が見られる。源頼政の孫で義経に従った源有綱が頼朝に追われ縁者を頼ってこの地に逃亡,山中に籠ったが服部時定の追討を受けてついに自害したとの伝承がある(伊水温故)。
薦生牧(古代)】 平安期に見える牧名。
【薦生村(古代~中世)】 平安期~戦国期に見える村名。
薦生保(中世)】 南北朝期に見える保名。
薦生郷(近世)】 江戸期の郷名。
薦生村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
薦生(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7126887