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三拾町
【さんじゅうちょう】


旧国名:大隅

「さんじっちょう」ともいい,三十町とも書く。山田川の流域に位置する。伝承によると,弘安年間平山了清が入部した頃,当地一帯は大池のようであったという。了清は船津の対岸の山腹に新正八幡宮を勧請したが,船津から当地までの距離が30町ぐらいであったことから,三拾町と名づけられたという(姶良町郷土誌)。縄文時代の遺跡がある。
三拾町村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
三拾町(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7237685