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平島
【たいらじま】


旧国名:薩摩

薩南諸島中央部,吐噶喇(とから)列島に位置し,鹿児島から約278kmにある周囲約4.5kmの火山島。この島では東を裏,西を表と呼び,集落は御岳の南西部山麓の台地上にあり,周囲に耕地が開けている。その中には神山から流れ出す小川の流れを利用して,古くから稲・田芋・七島藺を栽培してきた水田がある。海岸はほとんどが断崖で礁原の発達がみられ,港は西ノ浜にある。七島の他の島々と同様ここにも平家一族が逃れ来たという伝承があり,平有盛の子新小弐の墓と伝えるものや,それを祀った島立初神の神祠がある。なお,永享8年8月10日付で,島津好久が種子島幡時に「薩摩国川辺郡内七嶋伊集院知行分嶋二」を料所として宛行っているが(種子島家文書/旧記雑録),この2島とは臥蛇(がじや)島・平島のこととされている。
平島(近世)】 江戸期~明治41年の村名。
平島(近代)】 明治41年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7238078