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湊[九州地方]
角川日本地名大辞典

東松浦半島の北東端,北は小串山,南は魚見山,南西部は上場台地の先端滝岳山に囲まれた平坦地に位置する。北部の海浜にそそり立つ高さ29mの立神岩は,玄武岩の柱状節理が美しく玄海国定公園の一角をなす。漁業主体の浜(東分)と農業主体の岡(西分)に分かれる。「松浦拾風土記」には「和珥が浦は今の湊浜なり」とあり,浜で行方知らずになったわが子を助けてくれた男と夫婦になった女が,ある海の荒れた日,帰らぬ夫を探して海辺に出ると1匹のワニが女の襷をくわえ腰に魚をつるしたまま死んでいた。そこで女は,夫がワニの化身であったと知って手厚く葬り,以来この浜を鰐が浦というと記す。川は高良(こうら)川(橋本川),西郷(にしごう)川があるが,小河川で,灌漑は主に長葉山溜・谷頭溜などに頼っている。段丘に弥生時代の集落址があり,早期夜臼式の小形甕棺が出土。同所には後期古墳群(鼓古墳群)もあり,高坏・蓋坏・金環などが出土(唐津市史)。湊岡(西分)の西端松本にある八坂神社は「厄神さま」として親しまれ,旧暦1月15日の祭日に厄年男で参拝に来る善男善女に厄払いの灰を振りまくという行事があるが,神功皇后が朝鮮出兵の時海上の霧が濃くて船が進まず,柏木を焚いた灰をまくと霧が消えたという口伝に由来する。境内には源為朝の塔と伝えられる石塔があり,社頭右側に立つ明治37,8年戦役記念碑は元寇碇石を使ったものといわれる。
湊(中世)】 鎌倉期〜南北朝期に見える地名。
湊村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
湊村(近代)】 明治22年〜昭和29年の東松浦郡の自治体名。
湊(近代)】 明治22年〜昭和29年の湊村の大字名。
湊町(近代)】 昭和29年〜現在の唐津市の町名。