絶対等級
absolute magnitude
[記]:M [種]:天文学
地球からみた星の明るさ(m等級)はみかけの明るさであって星までの距離(r pc)の逆自乗に比例する.星の物理的性質は一定の距離での明るさに基づいて議論しなければならないので,10pcの距離からみた明るさを絶対等級(M)と定義する.すなわち
M=m+5-5log r
の関係がある.絶対等級は星の種族,年齢等に関連し,進化論,宇宙構造論にとって,重要な物理量である.
| 丸善 「単位の辞典」 JLogosID : 11890470 |