等級(星の)
stellar magnitude
[種]:天文
星の明るさは等級で示され,古くは肉眼で見て最も明るい星を1等星,やっと見える星を6等星とし6段階に分けていた.
イギリスの天文学者ハーシェルWilliam Herschel(1738~1822)は1等星の光度が6等星の約100倍あること,また星の等級は光度の対数に比例することを見つけた.
そして,この結果に基づいて,1850年ポグソンPogsonは星の光度が(5)√(100)=2.512倍になる毎に1等級上がるような尺度を決めた.原点は標準星を選んで決められている.
| 丸善 「単位の辞典」 JLogosID : 11890765 |