マイヤー
mayer
[種]:熱容量
1925年,アメリカの化学者リチャーズTheodore William Richards(1868~1928)らによって提案された熱容量の単位.1ジュールの熱量が1gにつき温度を1℃だけ高めたとき,その物質は1マイヤーの熱容量をもつという.10℃の水は4.1902マイヤーの熱容量をもつ.この名称は,ドイツの医学者,物理学者で,熱とエネルギーとの相関関係の初期の研究者であるマイヤーJulius Robert Mayer(1814~78)にちなむ.
| 丸善 「単位の辞典」 JLogosID : 11892052 |