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PASMO
【ぱすも】


「PASMO」は何の略?

自動改札機の読み取り部に軽くタッチさせるだけで料金精算ができる「PASMO」。その手軽さと、JR私鉄はもとよりバスでも使える便利さ受けて、愛用者はうなぎ上りだ。「PASMO」といままでの定期券プリペイドカード違うところは、残り金額不足しかけるたびにチャージして、一枚カード繰り返し使えるところだ。カード無駄が省けるので環境に優しく、懐具合によって自在チャージできるのも利点である。記名式の「PASMO」にしておけば、万一紛失しても再発行してくれる。そのうえ、「PASMOマークのある店や自販機でも利用できて、使い方のバリエーション豊富なところが特徴だ。この「PASMO」のネーミングには、そんな利点意味合いが込められている。「PASMO」の「PAS」は「PASNET」のことだが、「MO」は「もっと」という意味の「MORE」の頭文字をとっている。さらには、「電車も、バスも、あれも、これも」たくさん利用できるといった意味合いを込めて、「アンド」を示す助詞の「も」の音にもかけているのだ。このように便利なPASMO」だが、利用する上で気をつけなければならないこともある。たとえば、金属銀紙などと一緒タッチしたり、JR東日本発行している「Suica」のような同種のカード重ねていると、機械がうまく読み取れないことがある。まれにだが、使うつもりではなかったのに、たまたま「PASMO」が読み取り部に近づいてしまい、料金を引かれることも起こるらしい。




東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820702