知恵蔵2009 サイエンス・テクノロジー エレクトロニクス 36 CMOS【しーもす/CMOS/しーえむおーえす】 complementary metal oxide semiconductor ゲートに正電圧をかけるとオンになるnチャンネル型のMOSトランジスタと、ゲートに負電圧をかけるとオンになるpチャンネル型のMOSトランジスタとを組み合わせた論理回路。相補型金属酸化膜半導体の略称。動作時に、必ずどちらかのトランジスタはオフになり電流が流れないため、消費電力が極めて小さく、また雑音に強い。そのため、高集積化に適し、製造プロセスがやや複雑だが、最近のLSIはほとんどがCMOS。 朝日新聞社「知恵蔵2009」JLogosID : 14825084