バスケットボールのテクニカルワード
【ばすけっとぼーるのてくにかるわーど】

▼アリウープ
alley‐oop
リング付近に投げられたパスを、ジャンプしながら空中で受けた選手がそのままダンクシュートすること。
▼ダブルクラッチ
double clutch
シュートを打とうと頭上に持っていったボールを、一度胸のあたりへ降ろしてから、再度頭上へ持っていきシュートを打つこと。相手のシュートブロックをかわす際に用いる。このダブルクラッチからバックシュートやダンクシュートに行く場合もある。
▼テクニカルファウル
technical foul
身体接触を伴わないファウル.選手・監督の暴言や粗暴な態度が対象となる。NBAのゲームでは審判の判定を不服として審判に詰め寄ったりする選手・監督が頻繁にこのファウルをとられる。
▼ノールックパス
no‐look pass
パスを受ける相手を見ないで出すパスのこと。速攻でこのパスを受けてシュートを決めるプレーは観客を魅了する。
▼バイオレーション
violation
トラベリング(traveling/ボールを持って3歩以上歩く)やアウトオブバウンズ(out of bounds/ボールがコート外に出る)のような、体の接触を伴わない反則。最も近いエンドラインかサイドラインから相手チームのスローインでゲーム開始となる。プッシング(pushing/相手を押す)、ホールディング(holding/押さえる)などの接触がある反則はファウル(foul)。
▼ブザービーター
buzzer beater
試合終了や各ピリオド終了を告げるブザーとともに打たれたシュートが入ること。センターラインより後方のロングシュートや、逆転となるシュートなど劇的なシーンとなることが多い。
▼フレグラントファウル
flagrant foul
NBA独自のファウルで、不必要な身体接触や過度に激しい身体接触を行った際の目に余る、甚だしいファウル。1試合に2度このファウルを犯すと自動的に退場となる。
▼24秒ルール
24 second rule
ボールを保持したチームは24秒以内にシュートを放たなければいけない、というルール。公式大会等では、ゴール上のシュートクロック(数値表示)をカウントダウンして表示する。2000年までは30秒だったが、スピードアップするためNBAにならって24秒に短縮された。

![]() | 朝日新聞社 「知恵蔵2009」 JLogosID : 14826606 |