いへ-ば-さら・なり
【いへ-ば-さら・なり】

いへ-ば-さら・なり【言へば更なり】(イエ―)((動詞「いふ」の已然形+接続助詞「ば」+形容動詞「さらなり」))言葉で言うと、今さらという気がして変だ。今さら言うまでもない。「言(い)ふも更(さら)なり」
[例]「面(つら)つき、まみの薫(かを)れるほどなど、いへばさらなり」〈源氏・薄雲〉
[訳]「(明石(あかし)の姫君の)ほほのあたりや、目もとのつややかで美しいようすなどは、今さら言うまでもない」

![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5096353 |




