なつくさ-の
【なつくさ-の】

<枕詞>
夏草が生えている野の意から、地名「野島」にかかる。また、夏草が野に茂る意から「深し」「茂し」に、夏草がしおれ伏す意から「思ひ萎(しな)ゆ」、地名「あひね」に、夏草を刈る意から「かりそめ」などにかかる。
[例]「◎なつくさの思ひしなえて偲(しの)ふらむ」〈万葉・二・一三一・長歌〉

![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5102711 |
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夏草が生えている野の意から、地名「野島」にかかる。また、夏草が野に茂る意から「深し」「茂し」に、夏草がしおれ伏す意から「思ひ萎(しな)ゆ」、地名「あひね」に、夏草を刈る意から「かりそめ」などにかかる。
[例]「◎なつくさの思ひしなえて偲(しの)ふらむ」〈万葉・二・一三一・長歌〉
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