おほい-どの
【おほい-どの】

[名]
おほい-どの【大殿・大臣殿】(オオイ―)((「おほいとの」ともいう))[1]大臣の邸宅の敬称。大臣家。大臣のご邸宅。
[例]「おほいとのには絶え絶えまかで給ふ」〈源氏・帚木〉
[訳]「(光源氏は、葵(あおい)の上が住む)左大臣のご邸宅には、とぎれとぎれにおいでになる」
[2]大臣の敬称。大臣殿。
[類]大殿(おとど)
[例]「おほいどのは九郎大夫の判官(はうぐゎん)に具せられて、七日の暁、粟田口(あはたぐち)を過ぎ給へば」〈平家・一一・腰越〉
[訳]「大臣殿(=平宗盛(むねもり))は九郎大夫判官(=源義経(よしつね))に引き連れられて、七日の夜明け前、粟田口(→あはたぐち)をお通り過ぎなさると」

![]() | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5104151 |




