下岐登牛
【しもきとうし】

(近代)昭和42年~現在の東川町の地区名。もとは東川町字忠別・忠別原野の各一部。地名は,アイヌ語のキト・ウ・ヌプリ(ぎょうじゃにんにく・群生する・山の意)に由来する(北海道の地名)。明治28年から入植が始まり,倉沼川流域には富山団体が移住して集落を形成し,南部は広部農場が大部分を占有し,米作地帯として発展した。同33年東川第二簡易教育所が設立し,同41年東川第二小学校となる。昭和44年キトウシスキー場,同49年旭川グリーンゴルフクラブ,同55年キトウシ森林公園などが開設され,岐登牛山麓はスポーツ・レジャー地域となっている。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7003815 |