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的場町
【まとばちょう】


(近代)昭和6年~現在の函館市の町名。もとは函館市大字亀田村の一部,柏野・千代ケ岱・湯川通。町名は,地内に陸軍の射的場があったことによる(函館市字名変更調書)。昭和9年の大火で町の半数が焼失,罹災世帯153。同10年の世帯数403・人口1,947,有業者世帯数386,うち交通業166(職業別世帯分散状況調査書)。同13年一部が日乃出町の一部となる。同年的場小学校が新築落成,同22年に的場中学校として転用。昭和9年大火後の復興計画事業に際し,防火上の見地から市内に7線の緑樹帯がある道路を新設し,同14年までに完成。このうち広路第9号線が南北に,同8号線が東西に当町を貫通。同24年市営バス松蔭線が運行(のちに人見線となる)。世帯数・人口は,同年545・2,758,同30年610・3,062,運輸・通信業311,製造業218,その他。昭和20~30年にかけては人口が微増傾向。同40年の世帯数950・人口3,544,就業者人口の構成比はほとんど変化なし。同43年時任町の一部を編入,一部を人見町・金堀町にそれぞれ編入。同50年の世帯数1,127・人口3,345。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7008307